ド軍24億円男に“不要論”「ベンチに」 LA記者が期待する“韓国の逸材”「もっと起用すべき」

キムは4日にメジャーデビュー→2試合目で盗塁成功
【MLB】ブレーブス 4ー3 ドジャース(日本時間5日・アトランタ)
“韓国の逸材”にLA記者はラブコールを送っている。ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦に3-4で敗れ、連勝は7でストップした。最終9回には、代走で出塁したキム・ヘソン内野手が即座に二盗を決める好機を作ったが一歩及ばず。それでも、メジャー昇格から見せる“輝き”に記者はスタメン出場を熱望している。
キムはオフにポスティングシステムを経て3年1250万ドル(約18億2000万円)でドジャースに入団するも、打撃面に課題を残して開幕をマイナーで迎えた。28試合で打率.252、5本塁打、19打点、13盗塁を記録。前日3日(同4日)にトミー・エドマン外野手の負傷者リスト入りに伴い、メジャー昇格を掴んだ。
9回の守備でメジャーデビューを飾り、この日は自慢のスピードを生かしてメジャー初盗塁を記録するなど、着実にアピールしている。一方、エドマンが復帰すれば再びマイナーに戻る可能性も。しかし、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「マイナーに落とされる前にちゃんとチャンスを与えるべきだ」とし、キムをもっと起用すべきだと主張する。そして、大不振の打者も同時に批判している。
ハリス氏はこの日の試合を終えて自身のX(旧ツイッター)を更新し、「キム・ハソンは明日のスタメンに入るべきだし、マイケル・コンフォートはベンチをしっかり温めててくれ」と綴った。コンフォートは1年1700万ドル(約24億4700万円)で入団しながらも、直近29打数連続ノーヒットと不振にあえぎ、今季成績は打率.141、OPS.528。4日(同5日)の試合は2打席とも三振で途中交代した。
同氏は「キムに求められるのは『29打数ノーヒット』だけはやらないこと。今日の試合で勝ちをほぼもぎ取った守備とスピードを考えれば、彼にはマイナーに落とされる前にちゃんとチャンスを与えるべきだよ」と、キムに期待を込めた。この投稿には米ファンも「賛成だよ!」「間違いなく」「この選手はすごい速いな! Wowだ」「マイナーに送られる前にもっとプレーを見たいね」と同調する声が殺到した。
(Full-Count編集部)