阪神・佐藤輝明、キング独走の11号 東京D騒然の豪快3ラン…年50HRペース、打点と2冠

「4番・三塁」で先発出場…9回に一発、打点も31で2冠
■巨人 ー 阪神(5日・東京ドーム)
阪神・佐藤輝明内野手が5日、東京ドームで行われた巨人戦に「4番・三塁」で先発出場。9回に今季11号となる3ランを叩き込んだ。キング独走の一発。年間では50本塁打ペースとなった。
阪神7-1と大量リードの9回、無死二、三塁で第5打席が回ってきた。堀田賢慎投手の高めに入った初球147キロ直球を一振り。高く上がった打球がぐんぐん伸び、右中間スタンドへ着弾する3ランとなった。
佐藤輝は試合前の時点で29試合に出場し、打率.283、10本塁打、28打点、OPS.991をマークしていた。この日は6回の第3打席で戸郷翔征投手から二塁打を放ち、第5打席で一発でマルチ安打。打点数も両リーグ最速で30を突破し、31まで積み上げた。
昨季はプロ入り以来最少の16本塁打にとどまったが、今季は50本ペースと開幕から量産している。いよいよ全開の気配を漂わせる虎の主砲。今季どこまで数字を伸ばすのだろうか。