5打席連続で見逃しK…“0/29”のド軍24億円男 LA記者も我慢の限界に「超深刻なスランプだ」

直近29打数ノーヒット…打率.141まで下降
【MLB】ブレーブス 4ー3 ドジャース(日本時間5日・アトランタ)
厳しい数字に“不要論”が浮上した。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦に「8番・左翼」で先発するも2打数無安打2三振で途中交代。直近29打数連続ノーヒットに終わり、打率.141まで下降。LA記者は「キム・へソンに打席機会を与えようじゃないか」とし、一度ベンチに置くべきではと指摘する。
復調の兆しがない。前日の同カードでは第3打席から3打席連続で見逃し三振に倒れ、この日も2度の見逃し三振。その後に代打が送られ、直近5打席連続で見逃し三振、計29打数連続で無安打に沈んでいる。ド軍は1点差で惜敗すると、記者の間ではコンフォートのバットに疑念が広がった。
地元メディア「ドジャース・ネーション」の公式X(旧ツイッター)は「ドジャースはキム・ヘソンをプレーさせるべきだ! マイケル・コンフォートの不振が続いている」と題し、同メディアのダグ・マッケイン記者の解説動画を投稿した。同記者は「今日一番言いたいのは、マイケル・コンフォートの不振がずっと続いているということだ。彼の将来が気になる」と切り出し、不振ぶりを指摘する。
「これはかなり深刻なスランプだ。29打数無安打で、今日も2三振。直近80打席で7安打だ。4月以降の成績は、fWARは-0.9、打率.085、打点1、OPS.392だ。三振の割合は33.7%。規定打席に到達している打者のうち、直近173打席は最も非生産的な打者だ」と半ば怒りの様子。そしてコンフォートの不振ゆえに、ムーキー・ベッツ内野手を遊撃から右翼に戻し、陣容を一新すべきとも主張する。
その上で、マッケイン記者は「キム・へソンは打てさえすれば、ドジャースのショートを担うかもしれない。キムを昇格させたなら、先発で出場機会を与えないと駄目だ。本当にそう。仮にコンフォートをベンチに置くことになってでもだ」とし、キム・ヘソンのプレー時間を増やすことを提案する。「コンフォートは復活するかもしれないけど、今現在のことを考えよう。キムに打席機会を与えようじゃないか。(キムが打てるか打てないかで)トレード期限や将来の補強が変わってくるからだ」と、先を見据えた上でのアイデアだという。
「しかも、彼はスピードで試合を変えられる出来る選手だ。実際に初出場した試合でスピードを見せつけた。正しく愛称の彗星のようだ」「できるだけキム・へソンをスタメンで使うべきだ。それに値するだけの活躍をしてきたし、コンフォートもスランプだ。何打席連続で見流し三振を見ればいいんだ。超深刻なスタンプだ。そして、もっとキム・へソンが見たい」とマッケイン記者。浮上の見えないコンフォートに代わり、チームは今後どのような判断を下すのか注目される。
(Full-Count編集部)
