戸郷、復帰登板も白星飾れず 6回に2点勝ち越し…防御率11.12→8点台に回復も

4月11日の広島戦後に登録抹消
■巨人 ー 阪神(5日・東京ドーム)
巨人・戸郷翔征投手が5日、東京ドームで行われた阪神戦に先発。5回まで1点に抑える力投を見せていたが、6回に勝ち越しを許して降板した。今季は開幕投手を務めたものの、4試合に投げて勝ち星なし。3年連続12勝を挙げているエースが苦しんでいる。
巨人のエースとして開幕投手を任されたが、3月28日のヤクルト戦はで5回4失点(自責2)、続く4月4日の阪神戦も3回3失点でKOされていた。さらに11日の広島戦は自己ワーストの10失点。今季は0勝2敗、防御率11.12の大不振に陥り、翌日に抹消されていた。
約1か月の2軍調整を経て復帰したマウンド。4回2死までノーヒットピッチングと本来の投球を見せていたが、ここでカウント3-0から森下翔太外野手に150キロ直球を完璧に捉えられて同点を許す。そして6回にまさかの展開となった。
先頭の小幡竜平内野手に投安打で出塁されると、2死から中野拓夢内野手に内野安打を浴びて勝ち越される。さらに岡本和真内野手の送球エラーも重なって二塁まで進まれ、再び森下に適時打を浴びた。さらに佐藤輝明内野手にも二塁打を許してピンチを招いたが、どうにか後続を退けた。復帰登板は6回82球で5安打3失点、1与四球5奪三振だった。