菊池と錯覚? 広島24歳の美技に「思わず声が出た」 安打阻止の“神業”「守備範囲エグ」

5回に武岡の安打性打球をアウトに
■ヤクルト ー 広島(5日・神宮)
新たな“場所”で躍動した。広島・小園海斗内野手が5日、神宮球場で行われたヤクルト戦で安打性の打球をアウトにする好プレーを披露。「小園くん一瞬お菊かと」「小園上手い! 思わず声が出た」と、カープファンも目を丸くしている。
広島1点リードの5回、1死一塁の場面。武岡龍世内野手が放った打球は一二塁間を襲った。右前に抜けそうな当たりだったが、この日「6番・二塁」で先発出場していた小園が猛ダッシュ。体勢が崩れながらも、見事なボディバランスで一塁へ送球。武岡をアウトにした。
神宮球場がどよめく好守に、X(旧ツイッター)上のファンも興奮が隠せない。「残念そこは小園海斗!」「小園!!!!!!セカンドいけるぞ!」「小園の守備範囲エグすぎる」「守備うま」「小園今の上手いな」「小園うまいわ、このボディバランスよ」と称賛が送られ、「小園に阻まれたーくやしー」とヤクルトファンも素直に称えていた。
広島のセカンドいえば、10年連続ゴールデン・グラブ賞の“赤忍者”、菊池涼介内野手がこれまで務めてきた。今季は三塁をメインにプレーした小園が、新たにその名を受け継ぐのだろうか。