大谷翔平、CY賞右腕から豪快9号「自信になる」 思い出の地で躍動「好きな球場の一つ」

メジャーで今季最速の一発を記録
【MLB】ドジャース 7ー4 マーリンズ(日本時間6日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2試合ぶりの一発となる9号2ランを放った。この日は4打数1安打2打点1四球で、チームを7-4での勝利に導いた。試合後には、本塁打について「良いところで打てたのは自信になる」と話した。
3点リードで迎えた5回の第3打席。無死二塁から、2022年サイ・ヤング賞のサンディ・アルカンタラ投手の97.7マイル(約157.2キロ)の直球を弾丸ライナーで右翼席に運んだ。ドジャースのブルペンに飛び込む一撃は、見事にチームスタッフがキャッチ。球場を大きく盛り上げた。
「投げているボールが強いので、その分跳ね返ったボールが、良い角度で上がったのが強くなった。この間のカードもそうでしたけど、良いところで打てたのは自信になるんじゃないかなと思います」
ローンデポ・パークは思い出が残る球場となっている。2023年3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では決勝の9回に“守護神”としてマウンドに上がって世界一に導いた。2024年9月には史上初の「50-50」を達成した。大谷は「本当にいい思い出が多い。去年もそうですしWBCも含めて。好きな球場の一つなので。今日もいい試合だった」と振り返った。
この日は第1打席こそ空振り三振を喫したが、第2打席は四球を選んだ。直後に今季10個目の盗塁を成功させ、5年連続7度目の2桁盗塁に到達した。5回の第3打席に9号を放つと、6回の第4打席は左飛、8回の第5打席は空振り三振。打率は.292となった。
(Full-Count編集部)
