大谷翔平の“粋な振る舞い”　韓国逸材に示した敬意に感動続出「一番考える人」

大谷とキムは同じ代理人事務所…入団前から交流も

　粋な対応にほっこりしたようだ。ドジャース・大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地で行われたブレーブス戦後に自身のインスタグラムを更新。この日、メジャー昇格したキム・ヘソン内野手に拍手を送り、“2ショット写真”も投稿した。「大谷はチームワークを一番考える人」とファンも感銘を受けたようだ。

　オフにポスティングシステムを経て3年1250万ドル（約18億2000万円）でドジャースに入団したキムは、打撃面に課題を残して開幕はマイナースタートとなった。しかしこの日、トミー・エドマン外野手の負傷者リスト入りに伴いメジャー昇格。9回の守備からメジャー初出場を果たすと、満面の笑みを浮かべながら勝利の瞬間を見届けた。

　悪天候の影響で3時間6分の開始遅延。試合終了は深夜を過ぎ、日付をまたいだが、大谷は自身のインスタグラムでストーリー機能を使って勝利を報告した。さらに、「Welcome to The Show Hyeseong Kim（ショーへようこそ。キム・ヘソン）」と綴られたMLB公式の投稿を引用して拍手の絵文字を添えると、さらにベンチに戻るキムを迎える写真も投稿した。

　大谷とキム・ヘソンは代理人事務所が同じ「CAA」で、昨オフのドジャース入団前には面会。キム・ヘソン自身も大谷に憧れを持っており、キャンプでもたびたび交流する場面があった。“大谷らしい”歓迎にファンも感心したようだ。「ショーGMはヘソンが必要なことを理解しているんだ」「チームに早く馴染むことができれば、いいプレーにもつながるという思いがあるのではないでしょうか」「大谷翔平はチームワークというものがどれだけ結果に影響を与えるか理解している」などと称賛が送られた。