4球団競合ドラ1が中日の「エースに」 黒星なのに…他球団ファン“戦慄”「えぐい」

中日・金丸がプロ初先発で6回2失点8Kの快投
■DeNA 2ー1 中日(5日・バンテリンドーム)
中日のドラフト1位・金丸夢斗投手が5日、バンテリンドームで行われたDeNA戦に先発。惜しくもプロ初白星とはならなかったが、6回92球を投げ5安打8奪三振2失点と好投した。本拠地で左腕が見せた力投に「素晴らしい」「黄金ルーキー」とファンが声を上げた。
初回、先頭の桑原将志外野手に投じた初球は152キロを計測。持ち味の速球で球場を沸かせると3者凡退で初回を切り抜けた。2回は1死一、二塁を招くも三森大貴内野手を併殺打。3回までに4三振を奪う快投をみせた。1点リードの4回、1死満塁から山本祐大捕手に逆転打を浴びるも、以降は安打を許さず6回2失点で初登板を終えた。
打線がDeNA投手陣を攻略できず、プロ初黒星を喫したが4球団競合のドラ1に相応しい好投をみせた。春季キャンプは2軍スタートだったが、着実に歩みを進め、ファームで4試合に登板し防御率1.29。1軍初先発でも実力を発揮した。3年連続最下位からの浮上を目指すチームにとって左腕にかかる期待も高まっている。
22歳左腕の1軍マウンドにSNSも反応。「まじでカッコよすぎるだろ」「こんだけ振り遅れるストレート投げ込めるのえぐい」「高橋宏斗と2人で左右のエースに」「球界を代表するピッチャーになってほしい」「竜の未来は明るすぎる」「十分すぎる」と称賛のコメントが並んだ。