「弾道エグすぎ」覚醒気配の27歳 日本に“順応”、広島ファン確信「当たり助っ人」

広島・ファビアンが先制の弾丸アーチ
■広島 4ー0 ヤクルト(5日・神宮)
今季から広島に加入したサンドロ・ファビアン外野手が、5日に神宮で行われたヤクルト戦で3号ソロを放った。広島ファンが待つ左翼スタンドに飛び込む弾道ライナーの一発に「弾道エグすぎ」「最高すぎる」と声が上がっている。
両チーム無得点で迎えた3回、1死からヤクルト小川泰弘投手の変化球を捉えると、打球はあっという間に左翼席へ。打った瞬間、外野手が打球を追うのを諦める弾丸ライナーに球場は騒然となった。本塁打以降も2安打を放ち、3安打1打点の活躍を見せ勝利に貢献した。
ファビアンは開幕3連戦こそ11打数1安打と苦しんだが、試合を重ねるごとに日本野球に順応し、この試合までに5月は月間打率.412と好調を維持していた。昨季3Aでは打率.270、17本塁打をマークし、オフに広島に加入した27歳。止まらぬ打棒は相手投手にとって脅威となっている。
新助っ人が見せた衝撃の一撃に「当たり助っ人すぎ」「打球速度速すぎでしょ」「絵に描いたような弾丸ライナー」「打球おかしい」「助っ人がちゃんと助っ人してくれてる」と覚醒気配が漂うファビアンにファンも喜んでいた。