なぜ入るんだ… 大谷翔平の“意味不明”な一撃、敵軍放送局が苦笑い「あまりなかったのに」

メジャー最速の打球速度で飛び込んだ
【MLB】ドジャース 7ー4 マーリンズ(日本時間6日・マイアミ)
敵地のメディアも、常識破りの弾道に唖然としている。ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場。第3打席で今季メジャー最速となる打球速度117.9マイル(約189.7キロ)での9号を叩き込んだ。
3点リードで迎えた5回の第3打席、無死二塁のフルカウントから、2022年サイ・ヤング賞のサンディ・アルカンタラ投手の97.7マイル(約157.2キロ)の直球を強振。打球は弾丸ライナーで右翼の自軍ブルペンに突き刺さり、マーリンズを突き放した。
打球の角度が20度と低空ながらも、ぐんぐん伸びてあっという間にスタンドイン。この衝撃の一打に、マイアミの地元放送局「ファンデュエルスポーツ・ネットワーク・フロリダ」もお手上げ状態。実況のカイル・シーロフ氏は「右翼の深いところに(打球が)上がっています。これは(スタンドに)入りますね。打球速度は118マイル(約189.7キロ)。ボールを捉えた時の角度も軌道も、あまりなかったのに。この球はロケットのようだ」と苦笑した。
ローンデポ・パークでは2023年3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを世界一に導き、2024年9月には史上初の「50-50」を達成した、大谷にとって記念の地。また新たな伝説が刻まれた形となった。
(Full-Count編集部)
