ド軍の止まらぬ野戦病院化…途中交代のテオに暗雲、監督明かす状況 元逸材に白羽の矢?

米記者が推測「アウトマンが上がってきて中堅を守る」
【MLB】ドジャース 7ー4 マーリンズ(日本時間6日・マイアミ)
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手は5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「4番・右翼」で出場するも、4回の守備から途中交代した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は交代理由を「ハムストリングの張り」と話し、32歳の主砲が3回の守備での打球処理の際に痛めたことを明かした。
打線の中軸を担うT・ヘルナンデスがアクシデントに見舞われた。4回の守備からクリス・テイラー外野手に交代。突然の交代に球場は騒然となった。ロバーツ監督は「ハムストリングに張りがあるとのことだった。彼は負傷することで試合から抜ける選手ではない。だから、少し心配だ」と不安を口にした。続けて、「明日MRI検査を受ける。明日、(診断の)画像を見て判断する」と説明した。
T・ヘルナンデスがチームを離れる場合には「誰を連れてくるかについて今話をしている。それが誰になるかは、今ははっきりわからないが、(負傷者リスト入りは)間違いなく選択肢の中にある」と語り、明日以降チーム編成が変わってくる可能性がある。
ロサンゼルスの名門球団が見舞われるかもしれない“緊急事態”について、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、ドジャースの“ご意見番”的存在としても知られるブレイク・ハリス氏が即座に反応した。ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)で、T・ヘルナンデスが実際に離脱となる場合は代役にジェームズ・アウトマン外野手の名前をあげ、「アウトマンが上がってきて中堅を守り、アンディ・パヘスが右翼にスライドすると私は推測する」と綴った。
ドジャースはタイラー・グラスノー投手やブレイク・スネル投手ら主力が次々に15日間のIL入り。3日(同4日)には今季8本塁打を放っていたトミー・エドマン外野手も右足首の炎症で負傷者リスト入りするなど、苦しい状態が続いている。昨オフに3年総額6600万ドル(約94億8200万円)で再契約し、打率.315、9本塁打34打点を記録する大砲まで離脱となれば、大きな痛手となる。
(Full-Count編集部)
