大谷翔平は「目立つものではない」 連続MVPに“待った”、MLB公式は479億円男に熱視線

大谷は8票の1位票を集めリーグ3位
MLB公式は5日(日本時間6日)、今シーズン最初の模擬MVP投票の結果を発表。ドジャース・大谷翔平投手はナ・リーグ3位だった。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が満票の1位票を集めてトップに立っている。
投票は46人の識者で行われ、1位から5位までを選出。1位票が5点、2位票が4点、3位票が3点、4位票が2点、5位票が1点で集計される。ナ・リーグはパドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手が1位票を16集めてリーグ1位、メッツのピート・アロンソ内野手は1位票を17集めるも、総合点でタティスJr.に及ばず2位。大谷の1位票は8にとどまりリーグ3位だった。
MLB公式サイトのジェイソン・フォスター記者は大谷について、シーズン前の予想では圧倒的1位予想だったことを伝え、「2024年に比べると成績はあからさまに目立つものではないが、5日(同6日)の試合前時点でのOPS.970は球界7位だった」と5月以降の復調に期待を寄せた。
2021年に14年3億4000万ドル(約478億5000万円)の大型契約を結び、今季リーグ3位の打率.317を残すタティスJr.については「再びスーパースターのような打撃をしている」と称賛。5日(同6日)の試合前時点で8本塁打と8盗塁を記録しており、「初めての40-40ペース」であることも紹介した。
大谷はここまで33試合に出場し、打率.292、38安打、9本塁打、13打点。昨季は54本塁打、130打点でリーグ2冠を獲得しただけに、混戦の様相を見せているナ・リーグMVP争いでの巻き返しに期待が集まる。
ア・リーグ1位のジャッジは1位票で満票の46を獲得。ここまで打率.414、55安打、11本塁打、33打点。打率と打点で2冠に輝く成績を証明する結果となった。
(Full-Count編集部)
