米記者が思わず繰り返した大谷翔平9号の凄み わずか2年でド軍の歴史を“独占”

マーリンズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
マーリンズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

117.9マイルは大谷自身5番目の速さ…今季のメジャー最速HR

【MLB】ドジャース 7ー4 マーリンズ(日本時間6日・マイアミ)

 轟音がマイアミに鳴り響いた。ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マーリンズ戦の5回に2試合ぶりとなる今季9号2ランを放った。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)は今季メジャーで記録された本塁打の中で最速。LA記者も思わず“繰り返して”その衝撃を伝えた。

 3点リードで迎えた5回の第3打席、無死二塁からサンディ・アルカンタラ投手の97.7マイル(約157.2キロ)の直球を捉えた。打球速度117.9マイルの痛烈な一撃はそのまま右翼スタンドにあるドジャースのブルペンに飛び込んだ。2022年サイ・ヤング賞投手も呆然と見送るしかなかった。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「キム・ヘソンがメジャー初ヒットとなる単打を放ち、すかさず二盗に成功した。続くショウヘイ・オオタニが右翼席へ弾丸アーチを叩き込んだ」と映像を添えると、「打球は初速117.9マイル(約189.7キロ)だった。117.9だぞ」と繰り返してそのスピードを伝えた。

 今季のメジャー“最速弾”。大谷にとってはポストシーズンを含めて自身5番目の爆速アーチとなった。また、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、2015年のスタットキャスト導入後、ドジャースの打球速度トップ13は全て大谷が独占。カラムス記者が強調するのも納得と言えるだろう。

(Full-Count編集部)

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