大谷のHR掴んだド軍スタッフ「パニックに」 “予想的中”で高得点ゲット「1位だよ」

HRボールをキャッチしたドジャースのジョナサン・アーブ氏【写真:真柴健】
HRボールをキャッチしたドジャースのジョナサン・アーブ氏【写真:真柴健】

9号2ランをブルペンでキャッチしたアーブ氏

【MLB】ドジャース 7ー4 マーリンズ(日本時間6日・マイアミ)

 ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マーリンズ戦の5回に今季9号2ランを放った。打球は右翼席に設置されているブルペンに飛び込み、球団で理学療法士を務めるジョナサン・アーブ氏が見事キャッチ。一夜明け、取材に応じたアーブ氏は「昨日はあの場面で『(彼)は本塁打を打つ』と言っていたんだ」とキャッチの瞬間を振り返った。

 ブルペンでは日々、試合中に選手やスタッフが「誰が本塁打を打つか」予想するゲームが行われている。「(予想する人は)『本塁打を打つと思う』と、打席に入る前に言うんです。ショウヘイは毎打席本塁打を打つような気がするから、私は(本当に)打ちそうな場面にだけ言うようにしているんだ」とアーブ氏は話した。

「昨日はあの場面で『(ゲームに)参加する。彼は本塁打を打つ』と言ったんだ」

 グラブをはめて待機していたアーブ氏のもとへ、弾丸の本塁打が飛び込んできた。グラブの先でアイスコーンキャッチすると、ブルペンは大盛り上がり。中継でもその様子が映され、ファンの間で話題となった。「ショウヘイの打球がこちらに飛んできたとき、とてもパニックになったよ。プレーを妨害してはいけないから、フェンスを越えてキャッチしないように自分に言い聞かせました」と振り返る。

 今回は本塁打の打席を当てた上に、自らそのホームランボールをキャッチしたため、アーブ氏は10ポイントをゲット。「幸運にもキャッチできた。(しかも)キャッチしたから10ポイントゲットだ。なので私は(現在)シーズントップだよ」と笑顔だった。

(Full-Count編集部)

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