大谷翔平に「一日でいいからなってみたい」 敵地実況も魅了…思わず漏れた“憧れ”

10号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
10号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平はマーリンズ戦で2三振後に特大10号を放った

【MLB】マーリンズ ー ドジャース(日本時間7日・マイアミ)

 敵地実況も思わず本音をポロリ……。ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、第3打席で右翼席上段に飛び込む10号ソロを放った。衝撃のアーチに敵地の実況も「彼になってみたい」と本音を漏らした。

 大谷は6回の第3打席、相手2番手ベネジアーノのスライダーを捉えた。打球初速109マイル(約175.4キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度33度という打った瞬間に本塁打と分かる弾道だった。

 マーリンズ放送局「ファンデュエルスポーツ・ネットワーク・フロリダ」
の実況、カイル・シーロフ氏が「カル・クアントリルは今夜ショウヘイ・オオタニを(2三振で)寄せ付けませんでした。そしてオオタニは6回先頭打者。クアントリルが降板し、アンソニー・べネジアーノに道を譲ります。これで今度はべネジアーノが、ショウへイ・オオタニが6回先頭でダメージを与えないようにしなければいけません」と、代わったばかりのベネジアーノに期待をよせた。

 解説のトミー・ハットン氏は、投手交代となったことで「彼(大谷)はべネジアーノに会えてうれしいかもしれませんね」と言及。その直後に大谷の一発が飛び出した。

 シーロフ氏は「本当に見事です」。ハットン氏は「あなたが指摘したように、クアントリルはショウヘイを今日最初の2打席まで封じていました。それが彼(オオタニ)は左腕べネジアーノを見て、ホームランポーチに打球を運びました」と伝えた。シーロフ氏は「2階席の中段です。私は先週彼(べネジアーノ)が三塁へのポップフライに打ち取ったと言おうしたところでした」と明かした。

 その後、本塁打映像を見ながらハットン氏は「おっと、ショウヘイがちょっとしたバットフリップをしましたね」。シーロフ氏も「オオタニは先ほどの打席、いつも通りとても落ち着いていて冷静でしたが、今日は2打数ノーヒット、2三振だったので、あの一振りでうっぷんを晴らしたかに見えました」とすっかり脱帽した様子で振り返った。

 そして「一日でもいいから彼になってみたいですね」と“アッパレ”を通り越したかのように、憧れの本音も漏らしていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY