10号の大谷翔平を指揮官絶賛「素晴らしい」 飛距離には監督も疑問「もう少し飛んでいる」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

サヨナラ負けも、大谷とフリーマンを称賛

■マーリンズ 5ー4 ドジャース(日本時間7日・マイアミ)

 ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に延長10回でサヨナラ負け。大谷翔平投手の10号とフレディ・フリーマン内野手の8号が飛び出し、最後は内野5人の奇策も実らず、4カード連続での勝ち越しはお預けとなった。デーブ・ロバーツ監督は試合後に「素晴らしかった。ショウヘイはとにかくこの球場で感覚が良い。フレディもとても良い野球をしている」と、敗れながらも選手を称えた。

 ロバーツ監督は、本塁打を打った2人について「彼らが活躍できてよかった。我々も追い上げたが残念ながら一歩及ばなかった」とコメント。大谷の10号の飛距離については「正確か分からないが……ええ、確かに、彼の本塁打は時に(発表の)飛距離よりかなり飛んでいるように思える。(今日のも)もう少し飛んでいたように見えた」と語った。

 この日は先発トニー・ゴンソリン投手が5回を投げるも、その後は延長まで5人のリリーフを投入。報道陣からブルペンの登板過多を問われると「先発を使うこともできるが、彼らの健康を管理しようともしている。だがブルペンが担っているイニング数も念頭に置いてできるだけ連投にならないようにしている」と反論。質問に対して「我々はブルペンの投球回数でメジャートップにはなりたくない」と答えた。

 6回には大谷とフリーマンの本塁打で逆転したが、その裏に2番手ガルシアが2失点して再逆転を許した。7回には1死一塁から大谷の適時二塁打で同点とし、そのまま延長戦に突入。しかし、10回の攻撃で無得点に終わると、その裏には無死満塁のピンチで内野5人のシフトを敷くも、JP・ファイアライゼン投手が中前に抜けるサヨナラ打を浴びて力尽きた。ロバーツ監督はファイアライゼンをオプションし、代わってランドン・ナック投手を昇格させることを明かした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY