大谷翔平、“不滅の記録”超えの可能性 低調スタートも…米記者が注目する「174」

昨年の自己記録に匹敵するペースに
【MLB】マーリンズ 5ー4 ドジャース(日本時間7日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、第3打席で右翼2階席に飛び込む特大の10号ソロを放った。既に達成している10盗塁と合わせ、「10-10」のペースは昨年と同程度の自己最速ペースとなっている。
1点を追う6回の第3打席、相手2番手ベネジアーノの初球スライダーを完璧に捉える同点弾。打球初速は109マイル(約175.4キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度33度という打った瞬間に分かる特大アーチだった。
今季のメジャーリーグでは最速となる「10-10」の達成。出場34試合目(チームとしては開幕36試合目)での達成だが、昨季も5月6日(同7日)の時点では36試合で11本塁打9盗塁だった。前人未踏の「50-50」を達成した昨季と遜色ないペースに調子を上げてきた。
さらに地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は、リーグの中での得点創出能力の傑出度を示す指標「wRC+」にも言及。10号を放ったは6日(同7日)の第3打席の時点で大谷は「174」にまで上がり、ナ・リーグMVPを獲得した昨季の「181」に匹敵する数字だ。
(Full-Count編集部)