ド軍救援右腕、わずか1日で降格へ “火の車”に頭の痛い指揮官「多くの投手が限界」

試合後にロバーツ監督が説明
【MLB】マーリンズ 5ー4 ドジャース(日本時間7日・マイアミ)
ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に4-5で敗れた。試合後、デーブ・ロバーツ監督はJP・ファイアライゼン投手をオプション降格させ、ランドン・ナック投手を昇格させると明言した。ドジャースでは投手陣の離脱も多く、オプションを活用しながら連戦を乗り切っていく。
ファイアライゼンはこの日の試合前に昇格し、同点の延長10回に登板。無死二塁のタイブレークから先頭打者を申告敬遠で歩かせて塁を埋めると、連打を浴びて敗戦投手となっていた。
試合後、ロバーツ監督は「ファイアライゼンをオプションして、ランドン(ナック)を昇格させる。ランドンは先発させるかもしれないし、ロングリリーフとして起用するかもしれない。多くの選手がレッドライン(限界)だ」と話した。
ドジャースはブレイク・スネル、タイラー・グラスノー両投手が離脱している状況。ブルペンでもブレイク・トライネン投手ら故障者が増えており、やりくりに苦戦している状況だ。前日5日(同6日)もブルペンデーで、この日も怪我明けのゴンソリンが5回2失点で降板し、5人の救援投手がマウンドに上がった。
米記者からは「ブルペンの投球回数でメジャートップになりたいのか」と批判的な質問も飛んだ。指揮官は「全くそういうことはない。先発を使うこともできるが、彼らの健康を管理しようともしている。だがブルペンが担っているイニング数も念頭に置いてできるだけ連投にならないようにしている。試合の中での各場面の重要度も管理しなければならない。あなたの質問に戻るが、我々はブルペンの投球回数でメジャートップにはなりたくないよ」と説明した。
(Full-Count編集部)
