カブス、延長11回に悪夢9失点 本拠地悲鳴…再三のサヨナラ好機逸す、鈴木誠也は5の0

カブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
カブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

9回2死からタッカーが同点打も…鈴木誠也が三振

【MLB】ジャイアンツ 14ー5 カブス(日本時間7日・シカゴ)

 衝撃の敗戦となった。カブスは6日(日本時間7日)、本拠地でジャイアンツと戦うも、延長11回にまさかの9失点。5-14で大敗した。9回2死から2点差を追い付き、延長10回にもサヨナラのチャンスを作ったが、あと1本が出ずに敗れた。

 カブスは2回に2点、3回にもイ・ジョンフ外野手に今季4号2ランを浴びて4点リードされる。しかしその裏、ミゲル・アマヤ捕手が2ランを放つと、5回にも1点を返した。9回は3-5で迎えたが、打線がつながり2死から主砲のカイル・タッカー外野手が起死回生の同点適時打を放った。

 迎えるは今季好調の鈴木誠也外野手。一打サヨナラの場面だったが、空振り三振に倒れ、本拠地は悲鳴が漏れた。無死二塁から始まる延長タイブレークで相手の攻撃をゼロに抑え、その裏には1死一、三塁の好機を作った。しかし、売り出し中のピート・クロウ=アームストロング外野手が三振、ダンズビー・スワンソン内野手も凡退して好機を逸した。

 そして悪夢が待っていた。延長11回、いきなり2連打を浴びて勝ち越されると、スクイズから四死球と連打で衝撃の9失点。守護神のライアン・プレスリー投手は1死もとれず5安打9失点(自責8)の大炎上となった。満員だったはずの観客も大差がついて帰路に就いた。「3番・指名打者」で出場した鈴木は5打数無安打2三振で、今季成績は打率.259、OPS.855となった。

【画像】9失点にベンチで絶望…年俸20億円守護神の衝撃の“姿”

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