巨人・山崎伊織、連続無失点が36回1/3で終了 名手・吉川が痛恨エラー、NPB記録届かず

巨人・山崎伊織【写真:加治屋友輝】
巨人・山崎伊織【写真:加治屋友輝】

阪神戦に先発…2回に小幡の打球を吉川が送球エラー

■巨人 ー 阪神(7日・東京ドーム)

 巨人の山崎伊織投手は7日、広島戦(東京ドーム)に先発。開幕から35イニング連続無失点を続けていたが、2回にピンチを招くと、吉川尚輝内野手の送球エラーの間に二塁走者が生還して記録が終了した。NPB記録には惜しくも届かなかった。

 山崎は30日の広島戦(東京ドーム)を7回5安打無失点に抑え、開幕からの無失点記録を35回とし、セ・リーグ新記録を樹立した。NPB記録まであと3回、新記録まで3回1/3として“伝統の一戦”を迎えた。

 初回に内野安打で走者を背負うも、3番・森下と4番・佐藤輝を抑えてゼロ封。36回まで更新した。しかし2回、二塁打と四球でピンチを招き、犠打を試みた梅野をファウルフライとした。しかし、8番・小幡が一二塁間に放った打球を、この日「4番・二塁」で入った吉川が二塁へまさかの悪送球。その間に失点を許し、まさかの形で記録がストップした。

 吉川は自身のミスを悔やんだ表情を見せ、山崎も肩を落とした。それでも後続を断ち、自責点はいまだゼロ。防御率は依然として「0.00」を維持している。

(Full-Count編集部)

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