吉田正尚に朗報? 生え抜きが今季絶望で浮上した“起用法” 右肩完治せずも…米提言

Rソックスは正一塁手のカサスが膝を負傷し今季絶望となった
レッドソックスの吉田正尚外野手は、右肩の故障により開幕から負傷者リスト(IL)で過ごしている。厳しい立場を指摘される中で、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、メジャー通算205本塁打を誇るラファエル・デバース内野手の一塁転向を提言した。
正一塁手だったトリストン・カサスが2日(日本時間3日)に膝を負傷し、シーズン絶望となった。「両打ちのエイブラハム・トロ内野手と右打ちのロミー・ゴンザレス内野手が穴埋めを務めるようだが、カサスの負傷により、瞬く間に(今シーズンからDHを務める)デバースの一塁転向が推測された」と同サイト。今季からアレックス・ブレグマンが加入し三塁のレギュラーを務めており、デバースは指名打者を担っている。
アレックス・コーラは6日(同7日)、デバースについて現状ではポジション変更の議論は行っていないことを明かした。しかしこの日地元ラジオ局「WEEI」に出演した際には、カサスが負傷中もデバースが指名打者を務めること繰り返したが、「絶対に議論しないという訳ではない」と発言し、将来的なポジション変更について考え方を軟化したという。
「トレード・ルーマーズ」の管理人を務めるティム・ディエーケス氏は「DHのポジションを空けるとヨシダを打席に立たせることができる」と指摘した。昨年10月に右肩手術を行った吉田は、6日(同7日)の地元放送局「NESN」のインタビューで「手術した時点で今年1年間は完全に治るというイメージはないということはトレーナーと話していたので、向き合いながらやる1年になるとは思います」と現状を明かし、「バッティングは問題ないです」と話していた。
(Full-Count編集部)