俊敏アクションで敵を倒す…始球式はノーバウンド 西武本拠地に集結した“ヒーロー”

4月29日にベルーナDに「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が来場した
4月29日、ベルーナドームに「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が来場。ヒーローショーやイニング間イベント、ゴジュウレオン/百夜陸王を演じる鈴木秀脩さんによるセレモニアルピッチなど、さまざまなイベントで球場はにぎわいを見せた。
試合前、Lステージで行われたヒーローショーには、観覧スペースに収まりきらないほど大勢の子どもたちが詰めかけた。ショーが幕を開け、「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が姿を現すと、大きな拍手が沸き起こる。華麗なアクロバットだけでなく、ヒーローと悪の組織が西武にまつわるクイズで競い合う一幕があり、潮崎哲也氏や秋山幸二氏らレジェンドの名前が挙がると、親御さんたちから大歓声が。ライオンズ仕様にアレンジされた約30分にわたる迫力満点のショーに、大人も子どもも目を輝かせた。
ヒーローショーを観覧した多くの人が身に着けていたコラボグッズ。チームストアフラッグスでは1階入り口から入ってすぐの場所に並べられ、年齢性別問わず、多くの人が手に取った。
試合開始直前に実施されたセレモニアルピッチには、なんと悪の組織・ブライダンが乱入。レオとライナに襲いかかり、セレモニアルピッチを乗っ取ろうと試みる。レオが応戦するが、手強い相手に苦戦……。すると、ここでゴジュウジャーが登場。俊敏なアクションで次々と敵を倒していった。
ゴジュウジャーのおかげで、無事守り抜かれたセレモニアルピッチには、ゴジュウレオン/百夜陸王を演じる、俳優の鈴木秀脩さんが登板。バッターはレオが務めた。やや緊張した表情を見せていた鈴木さんだったが、ライナに見守られながら投じた球はノーバウンドでキャッチャーのミットに。スタンドから大きな拍手が送られ、鈴木さんも笑顔で応えた。
2回終了後に鈴木さんがフラッグでチームにエールを送ると、7回のラッキーセブンでは、ヒーローたちがジェット風船を持って登場し、ファンとともにベルーナドームをブルーに染めた。試合は、投打がかみ合った西武が7対1で見事勝利。最後は、試合の興奮と熱気が残るグラウンドにて、ヒーローたちがハイタッチで子どもたちを見送った。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、5月3日にみずほPayPayドーム、4日にエスコンフィールド、5日と6日は京セラドーム大阪に来場して試合を盛り上げた。
(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)