大谷翔平が生んだ“奇跡の光景”　ド軍公式が捉えた一瞬…米感動「まさに芸術だ」

大谷は本塁打を確信…綺麗なバットフリップを見せた

【MLB】マーリンズ 5ー4 ドジャース（日本時間7日・マイアミ）

　捉えた一瞬が話題を呼んでいる。ドジャース・大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、敵地マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6回に今季10号となる特大アーチを放った。確信の一発だったか、打った直後にはバット投げを披露。ドジャース公式SNSが“その瞬間”を公開し、「まさに芸術だ」と米ファンの心も捉えた。

　1点を追う6回の第3打席、初球スライダーを完璧に捉えた。打球速度109マイル（約175.4キロ）、飛距離403フィート（約122.8メートル）、角度33度の特大弾を右翼席最上段へ叩き込んだ。

　大谷は本塁打を確信すると、バットをゆっくり放り投げて一塁へ走り始めた。球団公式X（旧ツイッター）はバットフリップの瞬間を「Art.（芸術作品）」と題して投稿。大谷、球審、相手捕手、さらに相手ベンチと観客が全員同じ方向を見て、さらにバットは誰にも重ならずに宙に浮き、完璧な構図となっている。

　米ファンも「新しい壁紙に」「クール」「アート」「これが最近子どもたちが呼んでる“オーラ”ってやつ？」「史上最高の選手」などと“完璧な1枚”を絶賛。もっとも、大谷の本塁打があっても救援陣が打たれてサヨナラ負けとなったが、2試合連発で5年連続の2桁本塁打に乗せ、大谷は完全復活を予感させている。