大谷翔平、4出塁でド軍快勝 敬遠に敵地ブーイングも…先制呼ぶ“快足”三塁打に1試合3四球

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平、今季2度目の1試合3四球など4出塁で勝利に貢献

■ドジャース 10ー1 マーリンズ(日本時間8日・マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2打数1安打3四球の活躍で、チームは今季5度目の2桁得点をあげ、10-0で勝利。大谷はこれで打率は.299。思い出深い球場で躍動して見せた。

 じっくりと球筋を見極めた。初回無死の第1打席は外角高めに外れた変化球を見送って四球を選んだ。3回2死の第2打席では7球目のスライダーを見送り、2打席連続で四球。冷静な判断で出塁を重ねた。

 6回1死で迎えた第3打席は6球目のスライダーを捉えて右中間三塁打を放った。今季4本目の三塁打は現時点でメジャートップ。その後、フリーマンの適時打で先制のホームを踏んだ。

 第4打席は、球場を騒然とさせた。7回2死二、三塁の好機で打席に向かうと、申告敬遠がアナウンス。大谷が一塁に歩くと、敵地はブーイングに包まれた。8回の第5打席は良い当たりを放つも、中飛に倒れた。

 大谷にとって、ローンデポ・パークは2023年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた場所。さらに昨年9月には史上初の「50-50」を達成したスタジアムとだけあって相性が良い。今回の3連戦は11打数4安打の打率.364で、2本のアーチ描いた。

 これでチームは4カード連続の勝ち越しを決めた。4度の出塁を果たした大谷が、1番打者として君臨し続ける。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY