ジャッジのHR球キャッチ→ポロリで絶望も… まさかの結末は「なんという瞬間!」

パドレス戦に出場したヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)【写真:ロイター】
パドレス戦に出場したヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)【写真:ロイター】

ジャッジは4回にキングの内角速球を逆方向へ運ぶ12号ソロ

【MLB】ヤンキース 12 – 3 パドレス(日本時間7日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が6日(日本時間7日)のパドレス戦で放った12号ソロをめぐり、ファンが“天国と地獄”を味わった。「3番・右翼」で先発出場したジャッジは、2点を追う4回1死、マイケル・キング投手の内角速球を逆方向に運んだ。パワーで押し込んだ一発に、二塁ベース付近で力こぶをつくるようなポーズを披露した。

 この本塁打球をキャッチしたのが、右翼最前列にいたファンだ。一度はグラブに収めたはずが、両手を上げて喜んでいるとボールはポロリ……。グラブからなくなってしまった。ファンは「ありえない」「典型的なヤンキースファン」「捕った後ボールがグラブにないと気付いた時の混乱と失望ときたら」と嘆いた。

 しかしこれには続きがあった。MLB公式が「なんという瞬間! 彼はボールを返しました」として投稿した動画によると、近くにいた男性ファンがこぼれてきた本塁打球をキャッチ。ポケットにしまったが「ボールを(横の)友達に渡し、その友達は最終的に緑のユニホームを着た(最初にキャッチした)少年の友達に返した。そして、野球のセルフィーを撮る時間になり、全てが丸く収まった」と伝えた。

 微笑ましい結末に、ファンは「尊敬する」「もし返さなかったら、世界中に見られてたね」「なんて人だ(感動している様子)」「私なら返さない」「いいスポーツマンシップ」「ちゃんと返すなんて素晴らしい」などと反応していた。

【実際の映像】ポケットにしまうも…「なんて人だ」 ジャッジのHR球巡る微笑ましい結末

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