岡本和真離脱は「戸郷より痛い」 緊急事態の巨人にOB提言「若手らしいものを」

巨人・岡本和真【写真:矢口亨】
巨人・岡本和真【写真:矢口亨】

高橋尚成氏は左肘故障の岡本和真に「かなり心配。チームにとって痛手」

 巨人の岡本和真内野手が6日に東京ドームで行われた阪神戦で左肘を負傷し、翌7日に出場選手登録を外れた。4番として打線を牽引する絶対的な主砲の離脱に「かなり心配ですね。チームにとってはかなり痛手」と表情を曇らせたのがOBの高橋尚成氏だ。自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新し、緊急事態の古巣に“提言”した。

 右肘の負傷ということで「復帰しても、もしかすると打撃を崩すこともあるのでそれが心配」と高橋氏。投手の柱でもある戸郷は、開幕から3戦未勝利で抹消となっていたが「戸郷投手がいなくなったのも痛かったが、もっと痛いですね。戸郷投手より痛いかも知れないですね。今年打線の厚みを増したのは岡本選手がいたからこそ。核がいなくなると打線自体も元気がなくなっちゃう気がします」と影響の大きさを口にした。

 今季は32試合で打率.308、8本塁打、25打点。これまで3度の本塁打王、2度の打点王を誇るだけに、“代わり”を探すのは不可能に近い。それでも「若手はいいチャンスだと思っていかないといけない。坂本(勇人)選手が呼ばれたというのもあるので、何とか岡本選手の穴をみんなでサポートしながら埋めていくことが必要」と説く。

 さらに「サード、ファーストをしっかり守って打ってくれる打者は、岡本選手以上の選手は若手にはいないと思う。でもそこに匹敵できる勢いだったり若手らしいものを出してほしいと思いますね。ピンチじゃなくてチャンスに代えられるように一丸となって戦ってもらいたい」と願いを込めた。

【実際の様子】岡本和真の離脱は「戸郷より痛い」 巨人の緊急事態にOBが“提言”

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