大谷翔平を申告敬遠で敵地ブーイング 好機で“避けた”勝負…3つ目四球で球場騒然

大谷翔平が7回の好機で敬遠
■マーリンズ ー ドジャース(日本時間8日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場。7回2死二、三塁の好機で打席に向かうと、申告敬遠された。大谷が一塁に歩くと、敵地はブーイングに包まれた。
敬遠がアナウンスされると、大谷はゆっくりと一塁に歩いた。この日、3つ目の四球に敵地はブーイング。思い出の球場で快音を連発している。ローンデポ・パークは2023年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた場所。さらに昨年9月には史上初の「50-50」を達成したスタジアムとだけあって相性が良い。
この日は6回の第3打席で右中間を割る三塁打を放ち、先制点を呼び込んだ。前日6日(同7日)には、1点を追う6回の第3打席で豪快な10号を放った。
昨年に前人未踏の「50-50」を達成した“伝説の地”で、またも歴史を作った。初球のスライダーを完璧に捉えると、球場は騒然。直近4試合で3本目のアーチは、打球初速109マイル(約175.4キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)で打った瞬間に分かるアーチだった。
大谷が好調を維持するだけに、マーリンズは敬遠を選択。スタジアムはため息に包まれていた。