2000安打目前で足踏みも…浅村栄斗は「すぐいきます」 楽天OBが“心配なし”のワケ

銀次氏「全打席フルスイングできる意識で打席に入っているのって能力」
銀次氏が5日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に金子侑司氏と出演。2000安打の大記録にあと「9」と迫る楽天の浅村栄斗内野手の打撃の凄みを解説した。
気がかりなのが浅村の状態だ。開幕から順調に安打を重ね、2000安打の大記録まであと「9」に迫ったが、7試合無安打と足踏みしている。周りからしてみればプレッシャーがあるのでは、とつい思ってしまうところ。しかし、銀次氏は「9安打なんか、すぐいきますから」と心配していない様子だ。「ヒットは出ていないけど、やることは一緒。毎朝来てバッティングして、そこから全体練習に入っていって。しっかり、何があっても自分のルーティンを変えないのが浅村のいいところ」と芯の強さを語った。
そんな浅村のバッティングの魅力とは。銀次氏は「やっぱり、フルスイングできるところですね」と言う。「フルスイングできる人ってなかなかいない。全打席フルスイングできる意識で打席に入っているのって能力なんです。加えて、チャンスに強いイメージもありますね」と、何年も第一線で活躍し続ける浅村を称賛した。
大記録まではあと9本。13日からはホーム3連戦、さらに翌週は5試合ホームゲームが予定されており、本拠地での達成にも注目が集まる。最後に銀次氏は「いつも通り何も変えず、浅村らしいフルスイングで打ってほしい。来たボールをしっかり打てば、結果につながるので。考えすぎず、しっかりバックスクリーンめがけていってください」とエールを送った。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)