37歳の“今季メジャー最速”167キロに騒然 衰えぬ剛腕が「アメージング」

レンジャーズ戦に登板したRソックスのアロルディス・チャップマン【写真:Getty Images】
レンジャーズ戦に登板したRソックスのアロルディス・チャップマン【写真:Getty Images】

メジャー最速記録の105.1マイル(約169.1キロ)保持者

【MLB】Rソックス 6ー4 レンジャーズ(日本時間8日・ボストン)

 37歳になっても“世界最速の男”の座は揺るがない。レッドソックスのアロルディス・チャップマン投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのレンジャーズ戦に9回に登板。今季メジャー最速となる103.8マイル(約167キロ)を記録した。

 3点リードの9回に登板したチャップマンは先頭のヤングに初球の直球をグリーンモンスター上に運ばれ、いきなり失点。しかし、これで目が覚めたか続くスミスを101.7マイル(約163.7キロ)のシンカーで投ゴロに仕留めて1死。四球を与えた後、シーガーをスライダーで右飛に打ち取り2死とした。

 ここからが見せ場で、ピダーソン対してはギアを上げたか3球目に今季メジャー最速の103.8マイル(約167キロ)を記録。4球目に102.7マイル(約165.3キロ)、6球目に103.3(約166.2キロ)と、8球のうち6球が100マイル超え。最後はスプリットで空振り三振を奪い、5セーブ目を記録した。

 MLB公式X(旧ツイッター)は、この投球について「アロルディス・チャップマンがピッチトラッキング時代(2008年以降)でレッドソックスの投手として最速の球を投げた。また、今シーズンのメジャーリーグでも最速の球となった」と動画を投稿した。

 この衰え知らずの球速に、SNSでは「エグい。まだこんなに速い球を投げられるなんて信じられない」「アメージング」「まだ全然衰えてないな」「ちなみに37歳」「この年齢でこれまでより速い球を投げるとか普通は無理」「キャッチャーの手、たぶん青アザだな」「クレイジー」「チャップマンの左腕は研究対象だろ。何年もこんなに速く投げられるとかおかしいだろ」「あり得ない」「これ何だよ」など、驚愕する反応が相次いでいる。

【実際の動画】37歳にしてメジャー最速 チャップマンが投じた167キロの剛速球

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