吉田正尚に影響か…458億円男が再転向を拒否「頑固だと言われた」 語った球団への不満

レッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
レッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

デバースは2023年1月に10年総額3億1350万ドルで契約延長

 レッドソックスのラファエル・デバース内野手は8日(日本時間9日)、本拠地レンジャーズ戦後に報道陣の取材に対応し、浮上した“一塁転向案”を真っ向から拒否。右肩の故障により開幕から負傷者リスト(IL)で過ごしている吉田正尚外野手の起用方法にも影響が出そうだ。

 レッドソックスは昨オフにアレックス・ブレグマン内野手を獲得しており、それまで正三塁手だったデバースは球団からの打診で指名打者での出場を受け入れていた。そして、正一塁手だったトリストン・カサス内野手が2日(同3日)に膝を負傷し、シーズン絶望に。デバースは編成トップのクレイグ・ブレスロー氏から一塁での出場を打診されたと言う。

 地元メディア「マスライブ.com」のレッドソックス番を務めるクリストファー・スミス記者は、デバースのコメントを紹介。ポジションの変更についてデバースは「違うポジション(DH)でプレーすることを要望した直後なだけに、個人的には(一塁手としてプレーすることは)最善なことではないと思う。これは適切な判断ではない」と明かした。

「彼(ブレスロー)は私は少し頑固だと言ってきた。既に彼らは1度(ポジション)変更をお願いしてきている。(2回も要求を呑むほど)私は柔軟になれない」

 輝かしい成績を残しているスターだけに、ころころと代わるポジションには不満を持っているようだ。デバースは「彼らは市場で獲得可能な選手を探すべきだ。なぜ私が間に挟まれているのかわからない」と苦言を呈した。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、カサスが今季絶望となり「DHのポジションを空けるとヨシダを打席に立たせることができる」と指摘していたが、デバーツが“不動”であればそれは難しそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY