なぜ宮迫博之がド軍戦で始球式? “仕掛け人”の思い「オモロいんじゃないかな」

取材に対応したロコンドの田中裕輔社長【写真:小谷真弥】
取材に対応したロコンドの田中裕輔社長【写真:小谷真弥】

ロコンド・田中裕輔社長がDバックス-ドジャース戦のスポンサー

■Dバックス ー ドジャース(日本時間9日・フェニックス)

 元雨上がり決死隊の宮迫博之さんが8日(日本時間9日)、アリゾナ州フェニックスで行われたダイヤモンドバックス-ドジャース戦で人生初めて始球式を行った。マウンドの前からワンバウンド投球。仕掛け人のファッション通販サイト「ロコンド」の田中裕輔社長に思いを聞いた。

 今年3月、ダイヤモンドバックスの球団関係者から「ドジャース戦でスポンサーをやりませんか?」とオファーが届いた。「大谷選手の50号本塁打ボールのオークションに参加して。負けたんですけど、51号ボールを買えて。その流れでお話をいただきました」と田中社長。ダイヤモンドバックス-ドジャース戦でスポンサーを務める契約の中に、始球式の権利もついてきたという。当初は戸惑ったようだ。

「僕自身は野球が好きなんですけど、やったことがなくて。誰か適任者はいないかなと思って」。その中で頭に閃いたのが2020年からYouTubeチャンネルなどで交流があった宮迫さんだった。

「やっぱり宮迫さんがやったらオモロいんじゃないかなと思いました」

 田中社長から大役を任された宮迫さんにとっては人生初めての始球式。「ふざけたらえらいことになると思うので、真面目に投げます。今もうすでに信じられないぐらい緊張しているので、どうなるか分かりません」。始球式の1時間前から額に汗を光らせるほどだった。

 宮迫さんの始球式は大きな事故? なく成功――。田中社長は「今回はスポンサーをやらせてもらって。今後も色々と面白いことができればと思います」と笑顔を見せていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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