大谷翔平が“意地の一発”「クソくらえ」 敗戦濃厚でも…溜飲下げたド軍メディアの一言

敗戦直前から…大谷がDバックス戦の9回に11号ソロを放った
■Dバックス 5ー3 ドジャース(日本時間9日・フェニックス)
“黙ったまま”ではやられなかった。ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で3点を追う9回2死、2ストライクと追い込まれた状況から11号ソロを放った。試合には敗れ空砲にはなったが、ドジャースのメディアは「クソくらえ!」と少しだげ溜飲を下げていた。
絶対的な安定感を誇っていた山本由伸投手が満塁弾など2発を浴び5回5失点で降板した。打線も7回までは沈黙。8回に2点を返し、“敗戦直前”の9回2死から大谷が弾丸ライナーの11号ソロを放った。
地元メディア「ドジャース・ネーション」は「ドジャースが負けたけどクソくらえ。ショウヘイ・オオタニが9回に本塁打を放った」と放送禁止用語を交えて伝えた。打球速度は112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)、角度は22度だった。
MLB公式スペイン語版は「11号ロケット弾」と伝え、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のポストゲームショーではコメンテーターを務めるジェリー・ヘアストンJr.氏が「リードを許している状況でしたが、ショウヘイ・オオタニの打席は素晴らしかったです。どんな形でもいいので、出塁しようとする姿勢が見られました。速球を捉え、弾丸ライナーでした。アウトスタンディング(傑出した)なスイング、ヘッドを上手く使えていました」と振り返った。
さらに同氏はリプレー映像を確認し「見てください。バランスのとれたビューティフルスイング。パワフル。完璧に粉砕したので、打球初速が気になります」と称賛していた。
(Full-Count編集部)
