山本由伸は5勝目ならず、2被弾に呆然 5回5失点で降板…防御率1.80でMLBトップ“陥落”

2本の本塁打を浴びたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
2本の本塁打を浴びたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

試合前の時点で防御率0.90はMLBトップだった

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間9日・フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手は8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に今季初となる中5日で先発。3回まで無失点も、0-0の4回に満塁弾、5回にもソロを浴びるなど、5回88球を投げて6安打4奪三振、今季ワーストとなる5失点で降板となった。

 試合前の時点でメジャートップとなる防御率0.90だった山本は、序盤は快投を披露。2回には2死から連打で一、二塁のピンチを招くも、8番トーマスをカーブで三振に仕留めた。3回には先頭ぺルドモに安打を浴びるも、キャロルを一ゴロ、マルテを併殺打に打ち取り無失点だった。

 しかし4回、先頭スミスにこの日初めてとなる四球を与えると、内野安打、死球で満塁とし、モレノに右翼席への満塁弾を浴びた。満塁弾を浴びるのはメジャーで初。5月初失点に、マウンド上で呆然としていた。

 5回には1死からマルテに内角カットボールを上手く右翼席へ運ばれ、5失点目を喫した。1試合2被弾は3月28日(同29日)の本拠地・タイガース戦以来、今季2度目となった。ドジャースは怪我人が相次いでおり、山本は今季初となる中5日での登板となったが、裏目に出た形となった。

 山本は試合前の時点で7試合に登板し4勝2敗。防御率はメジャートップとなる0.90だったが、5回を投げ終わった時点で防御率は1.80。メジャー6位まで後退した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY