山本由伸は「少なすぎ」 ド軍実況が指摘した“弱点”…満塁弾を許したワケ

ダイヤモンドバックス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ダイヤモンドバックス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

LA実況が痛恨2被弾の山本由伸の弱点に言及した

【MLB】Dバックス 5ー3 ドジャース(日本時間9日・フェニックス)

 ドジャース・山本由伸投手は8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発するも、満塁弾など2発を浴びるなど5回5失点で3敗目(4勝)を喫した。試合前にはリーグトップだった防御率も0.90から1.80となった。米メディアは「少なすぎる」と山本のある“弱点”を指摘した。

 山本は0-0の4回に2四死球と安打で無死満塁のピンチを招くと、モレノに対しカウント2ボールから甘く入ったカットボールを右越え満塁弾を浴びた。5回にはカウント1-1からマルテにソロを浴び、この回を投げ終えると6安打5失点でマウンドを降りた。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は7回に試合を振り返り、実況のスティーブン・ネルソン氏が「ヤマモトの防御率が倍になりました」。解説のエリック・キャロス氏も「ヤマモトは真ん中に失投せず、隅に投げられる投手として知られていましたが、モレノに打たれた球を振り返るとカウント2-0で真ん中にいってしまいました」と分析した。

 ネルソン氏も「登板中にも話していましたが、カウントが後手になることが多すぎです。初球にストライクを奪う場面が少なすぎです。そして、モレノが仕留めたです」。この日、浴びた2本とも初球はボールだった。

 制球力の高い山本だが、手痛い“ミス”を指摘していた。

(Full-Count編集部)

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