ド軍25億円男は「何をやってもかみ合わない」 痛恨併殺…抜け出せぬトンネルにLA実況嘆き

コンフォートが5月の月間打率.048と苦しんでいる
【MLB】Dバックス 5ー3 ドジャース(日本時間9日・フェニックス)
絶不調男にLA実況も“同情的”だ。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は8日(日本時間9日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「7番・左翼」で先発出場し、3打数で3試合連続無安打。終盤の追い上げ好機でも併殺打に終わり、打撃不振は深刻だ。
この日は2回の第1打席は強い当たりの中飛、4回の第2打席は二直。7回は先頭で四球で出塁した。そして5点を追う8回だった。2点を返し、なおも1死一、三塁の場面では当たりは悪くなかったが、二ゴロ併殺打に倒れ、高まる追撃ムードが一気に萎んだ。
中継していたドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では試合後もコンフォートの打席内容が話題に。ポストゲームショーでコメンテーターを務める球団OBのジェリー・ヘアストンJr.氏は「3本も完璧な当たりを放って、ヒットにできなかったのは残念だった。こういうときってあるんだよね」と同情した。
さらに「(開幕から)6週間、なにをやっても噛み合わない。彼にはそろそろ調子を上げてほしいな。今日の一打は407フィート(約124.1メートル)飛んだけどアウト。アウトマンも411フィート(約125.2メートル)打ってアウトだった。これらの打球はドジャースタジアムならホームランだったよね」という感じですと振り返った。
コンフォートは1年1700万ドル(約24億7400万円)でドジャース入り。4月25日(同26日)の本拠地・パイレーツ戦から8戦連続無安打を記録。5月は21打数1安打の打率.048と当たりが止まっている。シーズン通算では打率.135、2本塁打、6打点としている。
(Full-Count編集部)