藤浪晋太郎、1回無失点で防御率9.58に ストレートの四球からピンチも…最速157キロ

マリナーズ・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥】
マリナーズ・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥】

22球のうちストライクは11球

 マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手が9日(日本時間10日)、ジャイアンツ傘下3Aサクラメント戦に8回から2番手で登板。1回を無失点に抑えた。

 先頭打者に安打を浴び、2人目にはストレートの四球を与えて無死一、二塁のピンチに。しかし、3人目を併殺に仕留めて2死とすると、最後はこの日最速となる97.5マイル(約157キロ)の直球で三振を奪った。防御率は9.58となった。22球のうちストライクは11球だった。

 これで今季は12試合で10回1/3を投げ、14奪三振を記録する一方、18四死球、7暴投。前回2日(日本時間3日)の登板では1回1/3を投げ、3奪三振の2四死球、1暴投と、相変わらず制球が乱れていた。

 1月にマリナーズとマイナー契約を結んだ藤浪は、キャンプ招待選手として参加も3月下旬にマイナーキャンプ降格。3Aでは2登板目から4試合連続無失点で一時は防御率1.80まで良化させたが、その後は再び乱調に。4月27日(同28日)の登板では1回3安打、1死球、1奪三振で1失点と荒。5試合連続失点で一時は防御率12.38まで悪化させていた。

(Full-Count編集部)

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