鷹・有原が対オリ戦12連勝 日本ハムは9回ピンチも逃げ切り…金村3勝目、9日パ結果

與座が今季初勝利…モンテル初安打
パーソル パ・リーグ公式戦が9日、3試合が行われた。西武はロッテに1-0で勝利した。
先発の與座海人投手は崩れることなく6回88球4安打3奪三振無失点でマウンドを降りた。援護したい打線は5回、源田壮亮内野手と元山飛優内野手の連打で1死二、三塁とすると、暴投で1点を先制。7回は甲斐野央投手、8回表はトレイ・ウィンゲンター投手、9回は平良海馬投手が締めて試合終了した。
與座が今季初勝利。怪我で離脱していた源田が4月18日以来の1軍出場で2安打を記録したほか、7日に支配下登録を受けたモンテル外野手にプロ初安打が生まれた。敗れたロッテは先発のオースティン・ボス投手が7回5安打無四死球4奪三振1失点も、打線が4安打に終わり援護できなかった。
ソフトバンクは6-1でオリックスに勝利した。先発の有原航平投手は初回に1点を失うも、打線が直後の2回に牧原大成内野手の適時内野安打で同点に追い付く。有原は7回98球7安打3四球1失点でマウンドを後にした。
打線は5回、野村勇内野手の適時打で勝ち越しに成功。6回には6本の適時打を集めて9得点を挙げた。野村、牧原大が3安打をマーク。有原は今季2勝目を手にし、昨季から続くオリックス戦での連勝を12に伸ばしている。
オリックスは先発のアンダーソン・エスピノーザ投手が5回0/3を4安打4四球3失点の内容。6回に救援陣も合わせて6安打4四球と大きく崩れた。打線は初回に先制するも、その後はチャンスを生かせず。森友哉捕手が2安打を記録している。
日本ハムは楽天に2-1で勝利した。先発・金村尚真投手は、初回から5回までに許した安打は1本のみ。一方の打線は2回、石井一成内野手の適時打で先制に成功した。3回裏には野村佑希内野手に適時二塁打が生まれ、追加点を挙げた。
8回表のマウンドに上がった金村は1点を失い、9回に再び1死二、三塁のピンチを招くも、後続を断ち2-1で試合は終了。金村が3勝目を挙げた。
敗れた楽天は、瀧中瞭太投手が4回1/3を103球9安打2四球5奪三振2失点と振るわず。打線は1点差まで詰め寄るも、あと1本が出なかった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)