実況席で見届けた大谷翔平の衝撃12号　LA放送局も興奮収まらず…発揮した“スター”性

11-11の9回1死一、二塁から右越え3ラン

【MLB】ドジャース 14ー11 Dバックス（日本時間10日・フェニックス）

　ドジャースの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、9回の第6打席に2試合連発となる決勝の12号3ランを放った。この劇的な一発に現地実況も「最も重大なスイング」と大興奮だった。

　乱打戦の末、3点差を追いついた9回1死一、二塁で待望のアーチをかけ、敵地も騒然。5戦4発の量産態勢でシーズンでは49発ペースに伸ばした。今季6度目の1試合3安打となった。

　地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務めるスティーブン・ネルソン氏は「バットを投げた！　打球が飛んでいく様を見ています！　ショウヘイ・オオタニが3ランとなるドデカい一発で均衡を破りました！」と大絶賛。続けて「（9回のドジャースの攻撃の中で）最も重大なスイング、それはショウヘイ・オオタニによる均衡を破る一打でした」と強調した。

　リーグの本塁打王争いではカイル・シュワーバー（フィリーズ）に並びトップに浮上。メジャー全体でもアーロン・ジャッジ（ヤンキース）、カル・ローリー（マリナーズ）に並びトップとなった。

（Full-Count編集部）