大谷翔平、豪快二塁打は“幻12号” わずか2球場だけ…悔やまれる敵地の特殊構造

二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

「1番・指名打者」で出場…初回に173キロの弾丸二塁打

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間10日・フェニックス)

 ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で出場。初回の第1打席でフェンス直撃の二塁打を放った。MLB公式のデータサイトによると、メジャー30球場のうち28球場で一発になる当たりだった。

 いきなり豪快なヒットを放った。カウント2-1から左腕エドゥアルド・ロドリゲスの高めに浮いたスライダーを振り抜いた。打球初速107.9マイル(約173.6キロ)の弾丸ライナーはぐんぐん伸び、そのままフェンスに直撃。飛距離423フィート(約128m)、角度23度の当たりあった。

 MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドとロッキーズ本拠地のくアーズ・フィールド以外では本塁打になる打球だった。あと少し角度がついていれば……と惜しい一打だった。

 それでも、前日の同カードの9回に11号を放ち、本塁打数はリーグ2位タイに浮上。2打席連続で長打を放っている。試合前の段階で打率.296、11本塁打、16打点、OPS1.032の好成績。本塁打数もさらに増やしそうな勢いだ。

(Full-Count編集部)

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