大谷翔平、まさかの“96位”に騒然 史上初の「エンゼルスでもなかった珍事」

データに特化した米スポーツメディアが指摘
【MLB】Dバックス 5ー3 ドジャース(日本時間9日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で、今季11号を放った。これでメジャー全体でも本塁打は4位タイとなり、調子を上げてきた。一方、米スポーツメディアが前例のない“異常なデータ”を示し、話題となっている。
ダイヤモンドバックス戦では3点を追う9回2死、敵軍ファンから「Beat LA!」のコールが響く中、フルカウントから打球速度112.9マイル(約181.7キロ)の弾丸ライナーを右中間席に叩き込んだ。これでナ・リーグではフィリーズのシュワーバーに1本差とし、ア・リーグを含めても4位タイの11本とした。
米スポーツメディア「オプタ・スタッツ」は8日(同9日)の試合後、公式X(旧ツイッター)に興味深いデータを示した。大谷は本塁打以外でも21長打がメジャー5位、89塁打はメジャー4位と上位につけている。一方で16打点はメジャー96位。両リーグ最多の34打点を挙げているヤンキースのジャッジの半分にも届かない。
同アカウントは「本塁打、長打、塁打でMLBのトップ5に入りながら、5月以降に打点でトップ90圏外となった選手は初めてである(1920年に打点が公式記録となって以降)」と投稿した。大谷は今季、1番打者に固定されており、得点圏は21打数3安打、打率.143だ。
これにはSNSでも「今後は下位打線や、大谷の打順が議論になるだろう」「本人は打ってるんだけど下位打線がね」「エンゼルス時代でも起きなかった珍事が常勝のドジャースで起こるなんてな」「シーズン終わった時に、こんな珍事もあったなーって思うだけのこと」「結局彼は特別なんだ」など、さまざまな意見が出ている。
(Full-Count編集部)