佐々木朗希、5回途中5失点で2勝目ならず まさかの奪三振ゼロ…防御率4.72、最速157km

先発したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
先発したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

敵地・ダイヤモンドバックス戦で2勝目をかけて先発

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間10日・フェニックス)

 ドジャースの佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、敵地のダイヤモンドバックス戦で先発。大量援護を受けたが、5回途中5安打5失点。2勝目はならなかった。防御率4.46。最速97.5マイル(約156.9キロ)だった。

 まさかの立ち上がりだった。1点先制した初回、1死からマルテに甘く入った94.8マイル(約152.6キロ)のフォーシームを右翼席へ。2死後、ネイラーの右越え二塁打を許すと、続くスアレスにも94.2マイル(約151.6キロ)のフォーシームを捉えられた。右中間へ一時勝ち越し2ランを被弾した。初回は最速94.9マイル(約152.7キロ)だった。

 しかし、2回に大谷の適時二塁打で同点に。3回には打者一巡の猛攻で5点を勝ち越した。大量点を受けた佐々木は3回を6球で3者凡退に。4回は先頭・スアレスの左翼線二塁打などで1点を許したが、2者連続四死球で招いた2死一、二塁はキャロルを中飛に打ち取った。5回、先頭・マルテへ四球を与えたところで降板。4回61球(ストライク43球)を投げ、5安打4失点。奪三振はゼロだった。

 湿度15%と球が滑りやすい環境だったが、ストライクゾーン内をどんどん攻めていった。徐々に球速を上げ、最速97.5マイル(約156.9キロ)まで伸ばしたが、勝ち星には届かなかった。

 前回3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦では5回6安打3失点でメジャー初勝利。中5日での登板はプロ初めてだった。

(Full-Count編集部)

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