阪神の4月ベストプレーを掛布氏が厳選 佐藤輝の1試合2HR、伊原のプロ初勝利などを絶賛

大人気「虎バンチャンネル」で今季も「DIDアワード」開催
阪神の戦いを盛り上げるABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、2025年も「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を開催する。新たに監督に就任した藤川球児監督のもと、日本一奪還を目指す今季第1弾となる4月度ノミネートプレーが9日、発表された。
DIDアワードとは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞のこと。4月の候補としてノミネートされたのは、掛布氏が厳選した次の3つのプレーだ。
○4月11日の中日戦 村上頌樹投手が開幕3連勝を達成
初回2失点も、その裏に打線が4点を奪い逆転。2回以降は毎回奪三振の投球を披露し、5回までに6三振を奪い3勝目をあげた。開幕から勝ち星が続く村上について、掛布氏は「去年は速い直球を投げようとするあまり、球にばらつきがありましたが、今年はスピードではなくキレや質で勝負する投球に変えていると思います。きれいな縦回転のフォーシームを投げているので低めの直球も落ちない。捕手も突き上げるような捕球をしています。コントロールもいいのでかなり期待できる1年になると思います」と称えた。
○4月20日の広島戦 佐藤輝明内野手が2本塁打を含む4安打6打点の活躍
佐藤が4番に相応しい活躍を見せた。初回、先制の6号2ランを放つと、3回に適時二塁打、5回には7号3ラン。1人で6打点をあげる活躍で勝利に貢献した。「今年は軸がぶれずにスイングできており、打席で無駄な動きがなくなりました。自分のやろうとしている打撃ができるようになった結果が、チャンスでの勝負強さにもつながっていると思います。特にこの試合の2本塁打は、右半身の使い方が非常にうまいと感じました」と掛布氏は絶賛した。
○4月20日の広島戦 伊原陵人投手がプロ初先発で初勝利
ドラフト1位で入団し開幕1軍を果たすと3月30日の広島戦(マツダスタジアム)でプロ初登板。2回無失点でデビューすると6試合連続で無失点投球を見せ、初先発に抜擢された。伊原は得点圏に走者を背負う場面もあったが落ち着いた投球で5回無失点。先発の役目を果たしプロ初勝利をあげた。掛布氏は「右打者の内角に投げ込む直球が見事。新人とは思えないマウンド度胸に驚きました。左腕が見えづらい投球フォームなので打者はかなり打ちづらいと思います」と新人左腕の魅力を解説した。
投票は、番組公式X(旧ツイッター)や「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、ノミネートされた上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は5月16日午後11時59分で、結果は後日、掛布氏が発表する。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、6月20日ソフトバンク戦の観戦チケットが5組10人に贈られる。
【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/0qCIwaGPZbs
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1920796093568233711