1死も取れず5四球降板…ド軍剛腕の“現在地” 米ファン嘆き「酷い」「Oh no」

コペックは右肩痛で離脱…3Aで復帰登板
喜べない復帰登板となった。右肩の負傷で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのマイケル・コペック投手は8日(日本時間9日)、傘下3Aで実戦復帰。しかし、1死も取れず5人の打者全員に四球を出して降板した。米ファンも「Oh no」「制球が行方不明」と驚きが広がっている。
昨季途中にホワイトソックスから加入した29歳。剛腕を武器に24試合に登板し、4勝0敗、防御率1.13の好成績を残し、地区優勝、ワールドシリーズ制覇に貢献した。しかし今季は右肩を痛め、開幕前の3月17日(同18日)にIL入り。1か月以上、実戦から遠ざかっていた。
この日はロッキーズ傘下アルバカーキ戦に先発。元々コントロールが優れていたわけではなかったが、全くストライクが入らず。どのボールも捕手の大きく上に外れ、23球を投げてストライクはわずか3球のみ。5者連続四球で1死も取れずにマウンドを後にした。
ドジャースはコペックを含め計13人の投手がIL入り。剛腕の一刻も早い復帰が期待されたが、散々な結果に衝撃の声が続出。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏はこの日の投球チャートを乗せ、「マイケル・コペックのリハビリ登板は全くコマンドがなかった」と言及した。米ファンも「ボールはいいが、制球が行方不明」「うーん……」「酷いな……」と嘆いていた。