高すぎた期待値…佐々木朗希は「華々しくはない」 元GMの見た“現在地”

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

佐々木は7試合に先発して1勝1敗で防御率3.86、WHIP1.45

 ドジャース・佐々木朗希投手は開幕前、主要媒体による有望株ランキングトップ100で軒並み1位を獲得。新人王の最有力候補と目されてきた。しかし、開幕から約1か月が経ち、“期待外れ”との声も寄せられている。元GMもやや落胆しているようだ。

 元ナショナルズGMで米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジム・ボウデン氏がシーズン序盤における「10の失望」を寄稿。その一つに「新人王有力候補たちの出だしがスロースタート」を挙げた。佐々木の他、ディラン・クルーズ外野手(ナショナルズ)、マット・ショウ内野手(カブス)などいわゆる“トッププロスペクト”と評価されている選手が、軒並み好成績を残せていないとする。

 ボウデン氏は、1勝1敗で防御率3.86、WHIP1.45の佐々木に関して「手堅い活躍をしている」としつつも「(今のところ)華々しくはない」と、今のところ肩透かしの感じは否めないようだ。

 同氏の記事だけでなく、先日はMLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が20人の球団幹部に聞き取り調査を行った結果、「最大の失望を与えている選手は?」とのアンケートで、佐々木に「1票」が投じられたことを明かしている。元々の期待値が高すぎた分、まだ圧倒的な投球ができていないことに失意の声は少なくない。果たしてこうした声を払拭する姿を見せられるだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY