大谷翔平の決勝12号にロバーツ監督感動 珍しい光景に笑顔「気持ち見せてくれてよかった」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

大谷は9回の第6打席に決勝の12号3ランでバット放り投げ両手を突き上げる

【MLB】ドジャース 14ー11 Dバックス(日本時間10日・フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、9回の第6打席に2試合連発となる決勝の12号3ランを放った。デーブ・ロバーツ監督は「ショーがあんな風に気持ちを見せてくれてよかった。グレートだった」と手放しで称えた。

 3点を追う9回に打線が奮起した。パヘス、E・ヘルナンデス、マンシーの3者連続適時打で同点に追いつき、なおも1死一、二塁だった。大谷が代わったばかりのトンプソンのスプリットを完璧に救い上げると、打った瞬間にバットを放り投げ両手を上げて“確信”。打球速度113マイル(約181.86キロ)、飛距離426フィート(約129.84メートル)、角度26度のアーチに敵地は騒然となった。

 指揮官は「バリー・ボンズと彼(大谷)は、私が見た中で最高の選手だ。私はバリーとともにプレーしたが、ショウヘイが勝負所でやってのけることについては、私が見たことがないレベルだ」と大打者と比較しつつ賛辞を惜しまなかった。

 また最後まで諦めず手にした1勝に「戦い続けるところを見るのがとにかく見ていて楽しかった。間違いなく今夜は投手陣が良くなかったが、守備が良かった」と目を細めた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY