朗希もの佐々木朗希は「ど真ん中の甘い球」 2被弾&3失点…LA記者も“納得”の課題

本塁打を許したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
本塁打を許したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

7試合に先発して1勝1敗で防御率3.86

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間10日・フェニックス)

 まさかの立ち上がりとなった。ドジャースの佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に先発。しかし2本の本塁打を許すなど、初回に3失点。米記者は「ミートボール(ど真ん中の甘い球)」と上がらない球威を嘆いている。

 打線が1点先制した初回、1死からケテル・マルテ内野手に甘く入った94.8マイル(約152.6キロ)の直球を右翼席へ運ばれた。2死後、ネイラーの右越え二塁打を許すと、続くエウヘニオ・スアレス内野手にも94.2マイル(約151.6キロ)の直球を捉えられた。右中間へ勝ち越し2ランを被弾した。

 佐々木といえば最速165キロを誇る剛球が持ち味だ。しかし、この日はなかなか球速が上がらず、甘く入った球を痛打された。

 ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ロウキ・ササキはミートボール(ど真ん中の甘い球)を投げている」と指摘すれば、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者も「彼は速球を上手くコントールできていない」と制球面に苦言を呈した。

 2回は無失点に抑えた佐々木。復調して2連勝を記録できるだろうか。

(Full-Count編集部)

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