佐々木朗希は「キレがなかった」 初の中5日で5回途中5失点「休養の問題ではない」

敵地・ダイヤモンドバックス戦で2勝目をかけて先発
【MLB】ドジャース 14ー11 Dバックス(日本時間10日・フェニックス)
ドジャースの佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、敵地のダイヤモンドバックス戦で先発。大量援護を受けたが、5回途中5安打5失点。2勝目はならなかった。初の中5日での登板となったが、デーブ・ロバーツ監督は「休養の問題とは私は思わなかったし、今夜に関して特別にキレがあったとは思わない。フォーシーム、スプリットの制球力などがね」と話した。
1点先制した初回、マルテの同点ソロ、スアレスの右中間2ランで逆転を許した。4回に1点を失うと、5回先頭・マルテを四球で歩かせたところで降板。4回0/3で61球(ストライク43球)を投げ、5安打5失点。奪三振はゼロだった。
湿度15%と球が滑りやすい環境だった。ロバーツ監督は「立ち上がりからずっと苦しんでいるように私には見えた。打者20人と対戦して1つも三振を奪えなかった。相手はすごくいいスイングをしていた」と厳しかった。
5回途中での降板については「『もう交代させないと』と思うタイミングがあった。アンソニー(バンダ)が自分の仕事をする必要があったが、今夜はできなかった」とロバーツ監督は振り返った。「今夜の登板で大きな負担がかかってないと願っている。彼が次の登板を待ち遠しく思ってくれていればと思う」と今後に期待をこめた。
(Full-Count編集部)