菅野智之は「予測不可能な投球」 ベンチで見届けた快投、指揮官は大絶賛「グレート」

8試合で46回1/3を投げて防御率2.72
【MLB】オリオールズ 4ー1 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)
オリオールズ・菅野智之投手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたエンゼルス戦に先発。7回1/3を投げ3安打1失点5奪三振で4勝目を手にした。試合後に取材に応じたブランドン・ハイド監督は「グレードだ」と右腕を絶賛した。
序盤に3点の援護をもらった菅野。3回1死からこの日初安打を許したものの、危なげなく後続を退けて凡打の山を築いた。7回先頭に右翼線三塁打を浴び、後続の遊ゴロの間に1点を失ったものの、最少失点にとどめた。さらに8回のマウンドへ。先頭を打ち取ったところで降板。メジャー移籍後最長のイニングを投げた。
試合後の取材に応じたブランドン・ハイド監督は「彼の投球はグレートだ。ボールの緩急のつけ方だったり。ものすごく予測不可能な投球で、打者のバランスを崩していた」と惜しみない絶賛を送った。
菅野は4月4日(同5日)のロイヤルズ戦でメジャー初勝利をマーク。前回先発した5月3日(同4日)の同カードは初回を終えたところで悪天候のため57分間の中断。6回2失点と粘投を見せたが2敗目を喫していた。この日の登板を終え、8試合で46回1/3を投げて防御率2.72、WHIP1.01と好投している。
(Full-Count編集部)