菅野智之は「メジャーでの最高の登板」 米番記者が絶賛、苦境投手陣で輝くエース

8先発して防御率2.72まで改善
【MLB】オリオールズ 4ー1 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)
オリオールズ・菅野智之投手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたエンゼルス戦に先発。7回1/3を投げ3安打1失点5奪三振で降板した。7イニング以上を投げるのは今季3度目。番記者は「メジャーでの最高の登板」と絶賛した。
序盤に3点の援護をもらった菅野は、3回1死からこの日初安打を許したものの、後続を抑えて無失点に。その後スコアボードにゼロを並べた。7回に先頭に右翼線三塁打を浴び、後続の遊ゴロの間に1点を失ったが、最少失点にとどめた。8回も続投し、先頭を打ち取ったところでマウンドを降りた。
7回1/3はメジャー移籍後自己最長となり、わずか3安打1失点、無四球で5奪三振を記録した。降板後、球団公式X(旧ツイッター)は「えぐい」と日本語で称えると、地元紙「ボルチモア・サン」のマット・ウェイリック記者はこの日の投球内容を並べ、「メジャーでのキャリア最高の登板内容であり、今季オリオールズの投手として最長の登板となった」と拍手を送った。
菅野は4月4日(同5日)のロイヤルズ戦でメジャー初勝利をマーク。前回先発した5月3日(同4日)の同カードは初回を終えたところで悪天候のため57分間の中断。6回2失点と粘投を見せたが2敗目を喫していた。この日の登板を終え、8試合で46回1/3を投げて防御率2.72、WHIP1.01と好投している。
(Full-Count編集部)