まるでゲーム? 菅野智之が投じた“魔球”に米識者も驚き、ファン唖然「えぐい」

エンゼルス戦に先発登板
【MLB】オリオールズ 4ー1 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)
“魔球”でアウトを重なている。オリオールズの菅野智之投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたエンゼルス戦に先発登板。4回までに無失点に抑える順調な立ち上がりとなった。米識者は投球を支える変化球に注目。ファンも「えぐい」と驚いている。
35歳のオールドルーキーはここまで7試合に先発し、3勝2敗、防御率3.00と好投。この日のエンゼルス戦も最初の2回を無失点に抑え、4回まで1安打ピッチングを見せた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「トモユキ・スガノ、連続でヘルメットを吹き飛ばすスプリット」として、初回のシャヌエルの打席に注目した。菅野は切れ味鋭いスプリットを投じると、打者はあまりの変化にバットが空を切った。それだけでなく、勢い余ってヘルメットが落下。さながら野球ゲーム「パワフルプロ野球」の空振りシーンのようだった。
同氏は「トモユキ・スガノのいやらしい87マイルのスプリット」として、ケイナン・パリスとの打席で空振り三振に仕留めた動画も公開。それだけ菅野のスプリットに驚いたようだ。ファンからも「えぐい」「右投手が投げる右打者のスプリットが一番好きな球」「菅野の低めにコントロールされたスプリットが通用しすぎている。すごい」と驚きの声が広がった。